赤レンジャーのポリシー


 雨の日に、自転車で訪問しなければならない時があるが、いかに颯爽とお宅の玄関に立てるかということを、いつも考えている。眼鏡に雨滴をつけ、前髪を濡らし、制服はヨレヨレ、いかにも雨の中頑張って来ましたというような格好をさらしたくはない。これから、とっておきの診察をしようとしているのに、最初に気の毒がられていては話にならない。
 そうならないためには、雨の日の自転車による訪問をファッションとして自分の掌中に納めることが大事だ。
 × 鞄を45Lのビニルのゴミ袋に入れる
 × サイズの合わない、丈の高い長靴を履く
 ◯ タオルは2つ持つ。一つはレインコートの右のポケット、もう一つは鞄の中。
 ◯ 自転車の鍵は、自転車を止めたら真っ先に左のポケットに。絶対にタオルの同じポケットに入れない
 ◎ 顔の雨よけにサンバイザーを使う

 そう、サンバイザーは最高! 水滴が顔にかからないので、雨から自分が守られている感が強くなる。視野がかなり狭くなるんじゃ? と思うかもしれないが、決してそんなことない。フードをサンバイザーのどの辺りまで被うかも重要。サンバイザーを装着し、フードをいい位置にかぶってから、レインコートのチャックを閉めるとサンバイザーをいい位置に固定できる。
 今年の春初めてサンバイザーを買った。買ったばかりのサンバイザーには傷防止のためフィルムが貼られているのだが、それを知らなくて、フィルを剥がさずに使っていて、どうも前が見にくいな、買って損したなとしばらく思っていた。途中で気がついたて、「そうか!」と思いながら意気揚々と剥がして、装着したが、まだ何となく見にくい。その後しばらくして、裏にも傷防止のフィルムが貼ってあるのに気がついた。全ての問題が解決したときには、雨なのに、気分は最高だった。